省エネ家計簿の使い方

 「あきしま省エネ家計簿」は昭島市が運営しています。地球温暖化対策をすすめ、豊かな昭島市と世界を子どもたちに残していくために、楽しんで省エネをすすめていきましょう。

 省エネは「がんばって取り組む」ものではなく、生活に合わせて工夫や機器を取り入れて、より快適な生活を作り上げるものです。

 あなたの生活にあった省エネを見つけてください。

目次

「省エネ家計簿」とは

 「あきしま省エネ家計簿」は、地球温暖化対策の1つとして、家庭での省エネの取り組みを応援するプログラムです。電気、ガス、水道などの使用量、ごみ量などを毎月記録することで、CO2の排出量が自動計算され、グラフや省エネアドバイスが表示されます。

 WEBだけでなく、スマートフォンアプリとしてお使いいただけます。また、ご家庭で取り組むだけでなく、グループなど、みんなといっしょに取り組む機能もあります。

 楽しく省エネを進めていきましょう。

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使用量の記録

 電気やガスなどの光熱使用量を記録することで、あなたの省エネのポイントが見えてきます。金額も記入できますが、CO2計算や標準比較の計算には使われません。

  • 電気・ガス:毎月の検針票や、電力会社のサイトから使用量を書き写します。前年同月の使用量も記載されていますのであわせて記入すると比較ができます。
  • 水道:2ヶ月ごとの検針票の場合には、数値を半分にして2ヶ月にわけて記入してください。前年同月の使用量も記載されています。
  • 灯油・ガソリン:毎月の購入記録シートが表示され、購入するたびに記録します。
  • ごみ:焼却されるごみを出すたびに、袋数を記録します。10リットル袋に換算して記入してください。例えば大型袋(40リットル)なら4袋、小型袋5リットルなら0.5と小数で記入してください。
  • 太陽光発電設備がある家庭は、「購入電力量のおしらせ」から電力会社へ売電した量を「太陽光売電量」に、また「太陽光発電量」には、自宅に設置した発電モニター等を見て1ヶ月の数値を入力してください。

 検針日にかかわらず、検針票に記載の月として記入してください。

 ユーザ登録しなくても「お試し」利用ができますが、記録を蓄積することで、あなたの前年度やユーザ平均との比較、ポイントなどのメリットがありますので、ぜひユーザ登録をお願いします。

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エコポイント

 どれだけ地球環境のために取り組めたのか、エコポイントで知ることができます。

 ポイント数が多い方には、特典を用意しています。ポイントは年度ごと(毎年4月1日)にリセットされます。

 ポイントは、以下の取り組みでたまります。ポイント数や対象は変更される場合があります。

ポイント対象 ポイント数
電気使用量の
標準比
とても
少ない
10
少ない 5
CO2排出量の
標準比
とても
少ない
10
少ない 5
電気使用量の
前年同月比
大きく
減らした
10
減らした 5
CO2排出量の
前年同月比
大きく
減らした
10
減らした 5
毎日の
エコチェック
している 1
アンケート (回答した場合) 5

※CO2排出量は、電気を含む4項目以上に記入がある場合に、エコポイントの評価します。灯油やガソリンなどは、使用していない場合0を記入することも有効です。
※その他、イベント等参加者にポイントを付与する場合があります。

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みんなの成果

 参加者数、CO2削減の成果などの集計を表示できます。一人ひとりでの削減量は小さいですが、みんなで取り組むと大きな効果となります。

 昭島市内の町単位で、CO2削減割合で塗りつぶした地図も表示されます。自分の町でも負けずに取り組んでみてください。

 ユーザ登録をすると、みんなの成果を詳しく見られるほか、公開設定されているグループの成果もわかります。

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エコチェック

 季節やあなたの取り組み状況などを評価して、「本日のおすすめ」が3つ表示されます。「できている」「半分くらい」「できていない」の3択で自分の生活を振り返ってみてください。

 おすすめの3項目については、「できている」と回答すると、ポイントが加算されます。項目は毎日1つずつ入れ替わり、ポイントがつくのは表示されている期間中1回だけです。

 エコチェック項目は80項目以上用意されており、一覧表からまとめてチェックすることもできます。ただしポイント対象は日替わりの3項目だけです。

 工夫のヒントや、注意点、どんな良い点があるのかなどの情報もありますので、参考にしてください。

 記載されている1か月あたりのCO2、光熱費削減額は、資源エネルギー庁の「家庭の省エネ徹底ガイド(2017年8月)」から引用しています。

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アンケート

 省エネの取り組み状況や、省エネの工夫、考え方など、簡単なアンケートを実施する場合があります。回答するとポイントが加算されます。

 光熱費だけではわからないみんなの取り組み状況や、面白い工夫など、探してみてください。

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通知・メール機能

 イベントのお知らせや、キャンペーンの実施、景品の対象者に選ばれたことなど、利用にあたっての情報をお届けすることがあります。

 省エネ家計簿の画面を開いていなくても、スマホやパソコンの画面に「通知」がされる機能があります。あきしま省エネ家計簿からの通知を有効にして(拒否せずに)お使いください。

 メールは、メールアドレスを登録されている方で、設定で「受け取りする」とした方に届けられます。

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成果の公開機能

 あなたの記録の中で、前年から削減できたり、標準より少ない使用量だったり、すばらしい成果があがったものについては、FacebookやTwitterのSNSを通じて成果の部分を公開できる機能があります。TwitterやFacebookをご利用の方は、リンクボタンを押すだけで公開できます。

 公開されるベージでは、ニックネームと、前年比削減率もしくは標準に対する比率等が表示され、使用量・世帯人数などの情報は公開されません。また、公開されたベージは「えこメモ」本体と切り離された独立したページであり、あなたの他の情報にアクセスすることはありません。使用量をあとから訂正しても、一度公開された値は変更されません。

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グループ設定

 複数の家庭が集まってグループとして参加し、成果を集計しながらチャレンジできる機能で、学校や企業などで取り組むときにも活用できます。ぜひ仲間といっしょに取り組んでみてください。

 登録しているユーザはだれでも、グループに参加することもできますし、自分でグループを作ることもできます。

 なおグループに登録した場合、あなたの光熱使用量が集計されて、グループの集計値として表示されます。学校などレポートを提出する設定がされている非公募グループでは、取組みの内容がグループの作成者に伝わります。

グループへの参加
 ログインしている状態で、「グループ」のページから「参加受付中」のグループを選んで、いくつでも参加できます。
 なお、メンバーを公募していないグループ場合は「パスフレーズ」が必要です。「パスフレーズ」はグループの作成者(グループ管理者)から教えてもらってください。

グループの作成
 新しいグループを作成することができます。ログインしている状態で、「グループ」のページの「グループ作成」より作成できます。
 どんなグループなのか記載したり、結果の公開をするかどうか、メンバーを公募するかどうかを設定できます。学校で取り組む場合には、先生が生徒の取組みをレポートとして集約する機能もあります。
 なお、作成・管理できるグループは1つです。

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省エネファミリー認定証

 「あきしま省エネ家計簿」に登録した方は、省エネファミリーとして認定がされます。ぜひ認定を受けた上で、省エネ家計簿の取組みをすすめてください。パソコンの場合は「認定証」を印刷できます。

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ユーザ登録のしかた

 ユーザとして登録することで、記録をためてグラフなどで示すことができますし、ポイントもたまります。

 ユーザ登録することで、あなた自身用のID・パスワードが発行されます。IDとパスワードは忘れないように管理してください。

承諾 メールアドレス登録
(なくても可)
パスワード設定 登録完了

 登録後に表示される「利用設定」画面から、家族人数や、お住まいの地域などを設定してご利用ください。あなたにあった比較が表示されます。

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利用設定

 設定画面で、家族人数や、お住まいの地域などを設定することができます。特に家族人数ごとに平均値が異なりますので、設定することであなたにあった提案ができます。なるべく設定してお使いください。

 パスワードや、メールアドレスを変更する場合には、現在のパスワードが必要となります。

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ログイン・パスワード再発行

 ログイン画面に「ログインID」と「パスワード」を入力する欄があります。

 パスワードを忘れてしまった場合には、ログイン画面の「パスワードを忘れたら」のリンクから再発行することができます。このときには登録してあるメールアドレスを入力する必要があり、登録していない方は発行できません。

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利用をやめる場合

 利用をやめ、サーバーに登録された情報をすべて削除することができます。

 「利用設定」の、「特別な設定」から行ってください。アプリをお使いの場合には、アプリの削除も行ってください。

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使用できる機器

 スマホについては、Androidは6.0以上、iPhone/iPad は iOS11以上でご利用いただけます。

 パソコン・Macの場合、IE11以上、Edge、Chrome、Safari、Firefoxで稼働します。

スマホのアプリがおすすめです

アプリへのリンク
スマホからアプリをダウンロードできます。

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標準値について

 (財)エネルギー経済研究所のエネルギー統計要覧の日本の平均値を基準として、総務省の家計調査を元に地域・人数・月の補正を加味して昭島市の標準値として算出しています。 家計調査による地域補正については、電気とガスは東京都(区部)、灯油とガソリンについては横浜市の補正係数を用いています。

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CO2排出量の算出について

 以下のCO2排出係数を基にCO2排出量を算出しています。

電気
0.475
kg/kWh
都市ガス
2.23
kg/m3
プロパンガス
5.98
kg/m3
水道
0.5
kg/m3
灯油
2.49
kg/L
ガソリン
2.32
kg/L
軽油
2.58
kg/L
ごみ
0.38
kg/袋
(10リットル)
  • 電気
    東京電力の最新のCO2排出係数を設定しています。他の電力会社の場合には、地球温暖化対策法に基づき報告される基礎排出量の最新値(前々年度の実績値)を用いています。
  • プロパンガス
    「プロパン、ブタン、LPガスのCO2排出原単位に係るガイドライン」(日本LPガス協会)
  • 水道
    「総量削減義務と排出量取引制度におけるその他ガス排出量算定ガイドライン」(平成21年度、東京都)
  • 都市ガス・灯油・ガソリン・軽油
    「総量削減義務と排出量取引制度における特定温室効果ガス排出量算定ガイドライン」(東京都)

CO2排出量は重さ(kg)の単位で表示されます。実感しにくいため、杉の木の本数、ごみ袋の数で換算しています。

杉の木

 森林は二酸化炭素を吸収し、地上部および地中に貯蔵して地球温暖化防止の役割を果たします。その吸収量は樹種や林齢により異なりますが、例えば50年生スギの人工林面積1ヘクタール当たりの炭素貯蔵量は170トン、1本当たりでは約190kgに達すると試算されています。これを50年で割れば1年間平均で1本当たり約14kgの二酸化炭素を吸収したことになります。(林野庁ホームページより)

CO2排出量ランキング

 あなたのCO2排出量が参加者の中でどの位置にいるのか、トップページにランキングが表示されます。そのほか「みんなの成果」のページで、市町村の中での順位、参加グループの中での順位も表示されます。

 先月の記入で、電気を含む2項目以上の記入をした場合、1人あたりのCO2排出量として比較がされます。

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サイトの運営とお問合せ先

昭島市環境課

E-mail:keikakusuisin@city.akishima.lg.jp

 当サイトは昭島市が運営を行っており、情報セキュリティ等の契約を結んだ上で、維持管理を有限会社ひのでやエコライフ研究所に委託しています。

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